”忘却曲線”のタケ

色:漆黒


映画版でのラスボス的存在。
元白米リーダーである。コムギコはそのころからいた。

タケが白米を去ったのは、後述にあるように武器が原因であった。
武器が自分を侵食していることに気付いたのは、徐々に右腕の感覚が失われていったためである。 
さらに、武器の意思が破壊衝動だけで構成されていることを知り、白米から退き身を潜めていた。
しかし、一度侵食されはじめた腕はだんだんと武器に支配されていった。
このまま全身が支配されれば、破壊衝動のままに世界を滅ぼしてしまうであろうと懸念したタケは、 自分の力に相対することのできるであろう今の白米に望みをかけた。
オムライスの存在を消し、オムレツを蔓延させることで自分の存在を知らしめ、さまざまな策略をもって、自分を敵であると認識させるように仕向けた。
ちなみにこの戦いでは白米以外の被害は皆無であった。
いつも余裕を醸していた、つかみどころのない性格。
一人称は“私”、高いところが好き。

武器:攻防一体剣“羽切り”
先端が広くなっていて防御も兼ねる剣。
物を破壊するほど攻撃力が上がるが、それと比例して使用者を侵食、支配する。
最終的には全身に侵食が及び、使用者は命をおとす。
侵食された部分は随意的な運動が難しくなり、武器の意思で動くようになる。
ヨウゾウと戦う時点で、タケは右腕全体が完全に侵食されていた。
一撃で小さいビルが全壊する位の攻撃力。
支配された部分の感覚はないが、侵食の瞬間は激痛を伴う。

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